作家略歴 作家コメント
作家コメント
何の変哲もないまちを撮った写真である。
なぜか私にはまちが面白い。
道・両側又は片側の家々・電柱・電線・植木鉢や自転車。人々の生活の無意識を感じ、永遠にこのままのまちなのではと思わせながら何かが変わりつつある。
歩いている時には見えてこないまちの全貌が見える時がある。見ようとして見る時のまちは一つ一つのものを認識しきれないほどさまざまの要素がそこら中にあって、いつまで見ていても面白いのだがいつまでも見続けることはできない。