2010年6月5日(土)〜6月26日(土)ギャラリーメスタージャ企画展山田 宏一 写真展「Nouvelle Vague」13:00-19:00 日曜休廊 『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』(ワイズ出版)出版記念サイン会2010年6月5日(土) 15:00〜15:30
展示内容 プレスリリースギャラリーメスタージャは、来る2010年6月5日(土)から6月26日(土)まで、企画展として山田宏一写真展「Nouvelle Vague(ヌーヴェル・ヴァーグ)」を開催いたします。 山田宏一氏は映画評論家として知られています。氏は60年代にフランスに滞在し、その当時今までになかった斬新な映画を創り上げて世界の映画界を震撼させたヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)の若い映画監督らが活躍した映画批評雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の同人となり、まさにその「新しい波」の渦中で映画とともに生きてきました。 そこで出会った監督、俳優たち(フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドゥミ、アンナ・カリーナ、フランソワーズ・ドルレアック、カトリーヌ・ドヌーヴなど)を氏は愛情と情熱を持ってカメラに収めました。そこには実際に撮影現場に立会い、また彼らと親しく交流を持った者にしかとらえることが不可能な彼らの輝く表情が、また知られざる素顔が映っています。 今回の展覧会では、既に氏の書籍などに掲載された写真、また本展覧会と同時期に上梓される『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』(ワイズ出版)の出版記念の一環として未公開写真も含めた展示をいたします。 是非ご高覧いただきますよう、お待ち申しあげております。
代表的な著書に『[増補] 友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』 平凡社ライブラリー2002、『新編 美女と犯罪』ワイズ出版2001、『フランソワ・トリュフォー映画読本』平凡社2003、『何が映画を走らせるのか?』草思社2005など、共著に『映画千夜一夜』淀川長治・蓮實重彦・山田宏一 中公文庫 上下2000、『ヒッチコックに進路を取れ』山田宏一・和田誠 草思社2009など、訳書に『定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー』山田宏一・蓮實重彦訳 晶文社 1981 など多数。 |