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大山  純平  写真展「Shock Corridor」

2011年6月13日(月)−6月25日(土)

13:00-19:00 日曜休廊 最終日-17:00

略  歴  作家コメント


(c)jyunpei oyama
(c)jyunpei oyama
(c)jyunpei oyama
(c)jyunpei oyama
©jyunpei oyama

□展示内容:モノクロ大全紙108枚を展示予定

作家略歴  

大山  純平

1982年 愛知県生まれ。
2004年 愛知学院大学法学部現代社会法学科卒業
2010年 金村修ワークショップ参加
2010年 個展「Stars & Stripes Forever」OGU MAG




□作家コメント

祖母の身体の具合が悪いらしい。
3年ぶりに実家へ帰る。
高速バスは辛い。
渋滞に捕まる。

実家へ着いてすぐ祖母の部屋へ。
祖母は死んだ祖父が使っていた介護用ベッドで寝ていた。
母がベッドの横から声をかけると祖母は目を覚ました。
母の隣にいる私を見て祖母は口元を動かしているが声が出ない。
しばらくして祖母はまっすぐ目の前にある箪笥を見る。
母は祖母に私のことを覚えているか聞いたが祖母は首を横に振った。
祖母は突然目の前に現れた私をどう思ったのだろう。

祖母は少し前から頭が痛いと言っていたが、医者に診せても原因が分からず、
頭痛を訴えてからしばらくして転院した時に
初めて脳に腫瘍があることがわかったと父から聞く。
腫瘍が大きいのでもう手術は出来ない。

その日の夕食はすき焼き。
高速バス乗車中に私はあまり眠れなかったせいか、
あまり夕食を食べずに寝ることにした。
深夜に目が覚め風呂に入る。
風呂から出て洋間でテレビを見る。
大晦日は過ぎてしまった。
自分の部屋に戻りまた寝る。

翌朝、父と一緒に携帯電話を替えに行く。
家に帰って母と妹を車に乗せて初詣に出かける。
その帰りにショッピングモールに寄り昼食の弁当を買う。
揚げ物の弁当と揚げ物のオードブル。
昼では食べきれず、その日の夕食と翌朝も揚げ物を食べた。

帰りの高速バスでも渋滞。
あまり眠れない。
予定より2時間ほど遅れて都内に到着。
コンビニで弁当を買って帰ろう。