ステイトメント
近い未来、その場所に呆然と立ち尽くすしか、私にはできないだろう。
その場所は、思想など入る余地がなく、常にダイナミックである事が、嫉妬の連続で見ると言うより肌に刺さる感覚が我に返る一つのきっかけになりうるまさに考える事はほぼ無意味である事が肯定される事、その数時間が自己感覚を麻痺させ、時に撮らされている事に気づきショック受けながらまたカメラを向ける。
だが、この時間は快楽であった事だけは覚えてます。快楽はと言う問いは、知らぬ間に流れる汗に似ている、そんな感覚である。そんな汗と共に自己を奮い立たせ、また再度カメラを向け対峙したい場所である。
小林 寿