主なグループ展 |
2013年 |
NIGHT&DAY newlandscape photographers in japan(ギャラリーアートアンリミテッド/東京) 柴田敏雄賞受賞 |
2007年 |
世界は誰のもの(bankart NYK/横浜) |
2006年 |
Tales(bankart1929/横浜) |
2005年 |
Lookaway(みなとみらいギャラリー/横浜)
ONWARD Compe 14finalist(Philadelphia USA) selected by Andrew MOORE |
ステイトメント
タイトルにしているPICTOGRAPH(ピクトグラフ)とは、本来、交通標識や非常口などのマークで、絵文字としての意味であり、日本では1964年の東京オリンピックの開催に伴い世界の人々との共通のコミュニケーションツールとして社会に多く導入されたものです。
撮影を始めたきっかけは、この様な単純な記号が写真という情報の多いメディアを通した時どのように見えるのか、素朴な疑問と興味でした。
しかし、東日本大震災で福島第一原発の映像を見た時、壁面に描かれた「ドット柄の波模様」は自分にとってまさにピクトグラムと言えるものでした。それからは、人々が「見ようとしないが、見えないと困る」といったものがこの様な色や形に表されていると感じるようになりました。
首都圏沿岸部の工場や物流倉庫などを対象にしたこのシリーズは、社会の中でカモフラージュされた情報をPICTOGRAPHとして示しています。
小沢朋範