プレスリリース

「M氏のコレクション展」

当ギャラリーにおきまして、去る2008年3月〜4月にかけて同氏のコレクションによるレンブラントからマン・レイ、エルンスト・フックスなどの版画展を開催いたしました。
今回は1970年代から現在まで活躍する写真家（うち一人は故人）の作品を展示いたします。

会場は主に70年代から90年代に制作されたモノクロ写真で構成されます。

展示されていなかったある作家の初期・中期の作品、あるいはもう一度見たかったのにその手立てがなかった作品が見られるかもしれません。是非御高覧いただきますよう、お待ち申しあげております。

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作者略歴

柴田敏雄（1949−）
東京都生まれ。東京芸術大学大学院を修了後、ベルギーゲント市の王立アカデミー写真学科入学。帰国後は東京綜合写真専門学校や筑波大学などで教鞭をとり、多くの写真家を育てた。国内・海外で個展・グループ展多数。当ギャラリーにて2008年に『CONTACTS』を開催した。1992年第17回木村伊兵衛賞受賞。

鈴木　清（1943−2000）
福島県生まれ。東京綜合写真専門学校卒業後、同校にて講師をしながら写真制作に励む。伊奈信男賞、土門拳賞など受賞多数。2000年逝去。2010年には国立近代美術館〈東京〉にて個展が開催された。

田村彰英（1947−）
東京都生まれ。東京綜合写真専門学校卒業後、フリーランスとして活躍する。作品はニューヨーク近代美術館をはじめとする国内外の美術館にコレクションされる。また黒沢明のスチールカメラマンとしても著名。母校や東京工芸大学の講師として教鞭をとっている。

渡辺兼人（1947−）
東京都生まれ。東京綜合写真専門学校卒業後、カメラマンを経て同校の講師となる。以後年1回のペースで写真展を開催する。1982年第7回木村伊兵衛賞受賞。2011年3月、当ギャラリーにて個展『帰還・忍冬』を開催。2012年3月には当ギャラリーにて新作発表予定。